【超入門】渓流釣りの始め方
少しづつ暖かくなり、山々の緑が色づき始める頃、渓流釣りのシーズンがスタートします。
都会の喧騒を飛び出し、大自然に浸る
そんな休日は最高に楽しいものです。
今回は渓流釣りの魅力をお伝えしたいと思います。
①渓流釣りの魅力
②4つのスタイル
③釣り以外にも楽しみがいっぱい
④渓流釣りを始めよう
1.渓流釣りの魅力
渓流の魅力はなんといっても大自然です。
流れる水の音、鳥のさえずり、清涼な空気、そこにあるすべてが私達の心を癒します。
無心になって川面に糸を垂れると、日々のストレスから解放され、いつの間にか夢中なってしまいます。
そんな贅沢な時間をすごしていると突然、魚がエサに食いつきます。
その瞬間、一気に興奮してドキドキがとまりません。
小気味よい魚の引きをいなしつつ、慎重に魚をネットに入れると、
安堵感につつまれます。
人間は太古の昔より、狩猟を行って生きてきました。やはり、人間の本能に獲物を手に入れる喜びが染みついているように感じます。
魚が小さければ、優しくリリースをいますがある程度のサイズのヤマメやイワナであれば食べてみるのも良いでしょう。
新鮮な魚の塩焼きは生臭さなど全くなく、塩だけのシンプルな味付けでも、手が止まらないくらい美味しいのです。
そんな美味しい魚を食べられるのも釣り人の特権と言えるでしょう。
2.4つのスタイル
渓魚を釣る方法は大きく分けて4つあります。
1.餌釣り
所謂、ミミズやイクラなどを釣り針につけて釣る、基本的スタイル。釣りと聞けばまずこの餌釣りスタイルを思い浮かべる方が多いと思います。
普通の餌釣りでは魚のアタリを取るために、ウキをつけるのが一般的ですが、渓流釣りではミチイトに毛糸や鳥の羽などといった目印つけて釣るのが主流です。
初めての方はこちらからやってみるのをオススメします。
2.ルアー
若者に人気のルアーフィッシング。金属やプラスッチックの疑似餌(偽物の餌)で魚を狙います。
渓流ではスプーンやミノーなどのルアーを使います。
狭い渓流域ではピンポイントで狙えるキャスティング精度が求められるため、少々難易度は高めですが、自らのテクニックで魚を釣り上げた時の快感は格別です。
ルアーと同じく、疑似餌の釣りですがこちらは毛ばりを使います。
渓流魚の主食であるカゲロウやユスリカ等をイミテートした疑似針で魚を狙います。
毛ばりは軽すぎて普通にキャスティングできないため、フライラインと言う特殊なラインを使ってキャストします。
4.てんから
フライフィッシングと似ていて、毛ばりを使う釣法です。フライフィッシングが西洋スタイルだとすると、てんからはジャパンスタイル。
とにかく、道具がシンプルで竿と糸と毛ばりがあれば成立します。
名人でも毛ばりは1種類だけしか使わないひとが多く、余計なものを極限までそぎ落としたスマートさが魅力
3.釣り以外にも楽しみがいっぱい
渓流の魅力は釣りだけではありません。
楽しみ方はひとそれぞれですが、雄大な自然を満喫するのもよし、テントを張って野宿をするのもよし、野草やキノコを採取するのもよし、
そこには都会では味わえない非日常があります。
自分で釣った魚を食べるのは釣りの醍醐味ではありますが、それ以外にも、渓谷にはスーパーには売っていない、さまざまな【山の恵み】があります。
山菜を知ることで、ただの草むらの風景が【宝探し】になります。
美味しそうな山菜を探しながら、渓谷を登っていく。
そんな楽しみ方もあります。
あなたも自分なりの渓流の楽しみ方を見つけてみませんか。
4.渓流釣りを始めよう
それでは、早速、渓流釣りを始めてみましょう。
ここでは、釣りの基本。餌釣りの始め方を解説いたします。
必要な道具は以下の
①遊漁券
②釣り具
③ウェーダー
④餌
必要なものすべてをあげていくときりがないので、最低限必要なものを解説します。
①遊漁券
川で釣りをする場合、ほとんどの場所で必要になります。
購入方法や金額は管轄の漁協によって異なるので、目的地が決まったら、事前に調べましょう。
②釣り具
釣り道具は竿と仕掛けが必要です。
竿は入る渓流の規模にもよりますが、4.5m~6mぐらいが一般的です。
最初は5.4mぐらいの竿から始めるのが良いでしょう。
仕掛けは竿の長さに合わせていろいろなものがありますので、わからない場合は釣り具屋さんに相談して下さい。
親切に教えてくれます。
③ウェーダー
腰の長さまである長靴です。
以外と重要なアイテムでこれがないとポイントの移動がかなり制限されてしまいます。
値段はピンキリですが、高価なゴアテックス製のものは蒸れずに快適にすごすことができます。
靴底はフェルトソールになっていて、苔が付いた石でも滑らないようになっています。
安全に釣りを楽しむためにも、必ず装着するようにしましょう。
④餌
餌はイクラかブドウ虫です。
どちらか片方だけでも平気ですが、両方あれば釣果があがります。
イクラでダメな時はブドウ虫を試してみましょう。
まとめ
ざっくりではありますが、渓流釣りの魅力や始め方を解説してきました。
今度の休みに釣り竿をもって渓流釣りにでかけてみましょう。
きっと素敵な自然があなたを癒してくれます。
柔らかな木漏れ日の中で、川のせせらぎを聞きながら、ゆったりとした時間を過ごす。そんな穏やかな時間があなたの脳をリフレッシュさせてくれます。